« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月

フタコブルリハナカミキリ

「網!・・・網!・・・」夕刻、ネキの来る木を見ていたら、傍らのノリウツギの花にフタコブがいた。なんだか、もぞもぞ、と動いていて、今にも飛んでいってしまいそうである。急いで、友人に「網、持ってくるように指令」を出した。友人はすぐ近くに止めた車内から網を持ってくる。?、私のではない。友人の網だ。まあ、低い位置にいるし、すくうのも簡単であろう、なんて、痛恨の一振りであった。やはり、慣れていない網ではやるものではない。薄暗くなりかけた空間のどこかへ、彼(いや♀なので彼女)は消えてしまった。この場所では初の採集のはずだった、フタコブ。

今まであまり注目しないで、いれば、採集していた種類であるが、色合いの違いがけっこう面白い。羽の色だけではなくて、足、触角の色も地域によって違いがあるようである。

檜枝岐産。けっこうたくさん採れる。Photo

日光市産。Photo_2

武尊産。ネキ採集のついでに?Photo_3 Photo_4

中津川林道産。パキタ狙いを兼ねて。Photo_5

河口湖町産。ここは羽色が黒ぽくなる地域。Photo_6 Photo_7 Photo_8 5

他、田舎である新潟県産があるのだが、タトウがみつからない。まあ、そのうちに出てくるかな?

| | コメント (1) | トラックバック (0)

ミドリヒメスギ

8月上旬、今年もようやく姿を見せてくれた。奥日光の大きなカラマツに発生しているが、なぜか、この木に多数見られる。この木は、以前は、ある理由で採集が、少々、困難であった。でも、昨年からは容易である。

幹をせわしなく歩いている。産卵シーン、タンデム姿と今年は見ることができた。彼らの色合いは実際に野外で見つけると、なかなか美しい感じである。金緑色が輝いている。他の採集もしながら、何回か見るたびに2,3頭が歩いている。私は手でつまんで採集するが、幸い、この種類は足はもげないようである。ヒメメルクビとかトドマツカミキリはすぐに足がとれてしまい、やっかいであるが。

今年は今までに撮影していなかったので挑戦してみたが、けっこうやっかいであった。なにしろ、姿を現しているときはほとんどが幹を歩き回っている時なので、しかも、小型なのでピントがあわない。でも、その美しい姿は少しは撮れたかな?

Photo Photo_2

Photo_3 Photo_4 Photo_5 Photo_6 Photo_7 Photo_8 Photo_9 Photo_10 Photo_11 Photo_12

| | コメント (0) | トラックバック (0)

キジマトラカミキリ

7月下旬になるとキジマトラカミキリが出てくる。今年は2回ほど友人を案内してみた。「案内」と偉そうに書いてはいるが、以前、先輩からキジマの木(奥日光ではコメツガ)を教えていただいた。ポイントを押さえれば、こんなに簡単に採れるものか、と感心した記憶がある。彼らは衰弱木(幹からヤニがかなり出ている)にて発生するようで、衰弱しているから、そのうちに枯れていく。以前、教えていただいた木は1本、今年もまた1本と枯れている状態。

「いるかなぁ?」と幹を見上げていく。彼らは晴天、気温の高い日の日中に現れる。だいたい、採集に行くといつも早く到着してしまい、現れてくる時間帯とはあわない。しばらく、付近で花をすくったりして時間をつぶし、また木へ。

ようやく昼前になり出てくる。だいたい、幹の上の方から下へ歩きながら降りてくる。

「いたっ」「どこに?」「ほらっ」なんて会話をしながら、幹を見上げているとチョコチョコと歩いている。

手の届かない上にいる彼らを網で採るのはけっこう難しいみたい。網さばきの上手は友人もかなり苦労していた。

私の知っている木は2カ所しかないので、この2カ所を往復する。すると、目の前の幹にとまっている、あるいは、なぜか下の根元付近からはいあがってくる個体とそこそこ目にするようになる。

彼らは黄色いゼブラ模様のある見た目はけっこう派手?なカミキリであるが、止まっていると、目の前にいてもわからないことがよくある。

発生している木の状態がわかると他の地域でも発見できるようになる。自分なりに学習、経験を重ねていき、新しい場所で発見したときはとてもうれしい。今年は檜枝岐で初めて採集できた。

写真は檜枝岐にて。と、発生木。と彼らの姿である。

トラカミキリは比較的発生時期が長いかもしれないので、今週末あたり、再度、違う狙い+ちょっとのぞいてこよう。Photo Photo_2 Photo_3 Photo_4 Photo_7

| | コメント (0) | トラックバック (0)

普通種を埋めていく1年まとめ

もちろん、カミキリ趣味にしているから、ギガン、オオトラなどはいつかは採集してみたいもの。しかし、それよりも話題にならない普通種を1種類ずつ制覇していくことの方に喜びを感じる。

で、今年、初種類だったもの・・・イタヤ、オニヒゲナガコバネ、ヨコヤマトラ、タテスジホソハナ。わずかな種類であったが、久しぶりにマイマイカブリ以外でがんばったシーズンなので、わずかでも増えたのだと思う。(昨年は1種類も増えなかった)

来年に繰り越しの種類・・・ハスオビヒゲナガ、マルモンサビ、マツノマダラ・・・まだまだ多数ありそう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »